用途・事例

農業

用途
 
小型のマイクロナノバブル発生装置(Foamestコラム)を液肥タンクや貯水タンクに投入したり、配管に設置したりして使用します。
 酸素供給による土壌微生物の活性化や、作物の養分吸収の助長、根はりを良くし、成長促進や収量増加等の効果が得られます。
 また、二酸化炭素のボンベを使えば、光合成の助長も可能です。

事例
トマト
貯水タンクに投入し、散水に使用
➔収量と品質が向上品評会で上位入賞


配管型コラムを設置し散水に使用
➔収量とサイズが向上

イチゴ


貯水タンクに投入し、液肥とともに散水で使用
➔収量、サイズ、根はり、成長、糖度が向上

イチジク


貯水タンクに投入し、散水に使用
➔収量、サイズが向上

その他
ピーマン、ガーベラなど
散水に使用

水産業

用途
 海や池、生簀等にマイクロナノバブル発生装置(Foamestコラム)を投入・設置して使用します。
マイクロナノバブルでの酸素供給により、水中の溶存酸素濃度を効率的に上げ、酸素不足による奇形や死亡率を減少させます。
 また、水底の泥の中の微生物を活性化させる効果もあり、汚泥の減少、水質の改善、それによる水産生物の品質の向上も期待できます。
事例
ホタテ

 

 

稚貝の酸素供給に使用
➔生存率が9割を超え、死被害が多発した2016年の噴火湾でも 8割以上が正常であった

アワビ

 

 

酸素供給に使用
➔生存率、収量の増加がみられた

モロコ

卵の段階から生物資材と合わせて使用
➔孵化率、稚魚の生存率上昇

エビ
ベトナムのエビ養殖場の池で、破損しにくいカバー付きコラムを使用
➔生育期間の大幅な短縮(通常4ヶ月半かかるところを3ヶ月に短縮)  
 味の改善(水質の改善効果によりエビの生臭さが軽減)

工業

用途
マイクロナノバブルの発生装置(Foamestコラム)や
オゾンマイクロナノバブル発生装置(FoamestO3・ノズルタイプ)を、洗浄槽などに設置して使用します。
マイクロナノバブルの狭い隙間に入り込む、破裂した時の衝撃が普通の泡より強いという特性を生かし、金属めっきの前処理や部品洗浄に使われます。
作業効率の向上、洗剤や薬品の削減といった効果が望めます。
事例
アルマイトめっき前処理

めっきの前処理でオゾンマイクロナノバブルを使用
➔薬液の浸透力と酸化力向上
 処理ムラによる不良の減少

排水処理

鉄を多く含んだ排水の、排水処理槽にFoamestコラムを複数本設置して使用。
➔酸化の促進効果、効率の向上

洗浄

 

 

 製品の水洗槽にFoamestコラムを使用。
  ➔洗浄効果の上昇

その他(環境・食品)

環境
用途
マイクロナノバブル発生装置(Foamestコラム)を、池や川などに沈めて使用します。
酸素供給により、水中や土中の微生物が活性化され、水質洗浄、汚泥の減少、それに伴う悪臭の改善が得られます。
事例
ヘドロの分解
ゴルフ場の池にFoamestコラムを沈めて使用。
➔池底のヘドロの減少、水質の改善
食品
用途
オゾンマイクロナノバブル発生装置(O3・ノズルタイプ)を、野菜の洗浄槽に取り付けて使用します。
マイクロナノバブルの浸透力を生かした洗浄効果の向上や、オゾンによる殺菌、消毒効果が得られます。
事例
漬物用カット野菜
 
オゾンマイクロナノバブル発生装置をカット野菜洗浄用シンクに取り付けて使用。
➔消毒用塩素臭の軽減