様々な発生方式①

マイクロナノバブル・ナノバブルの発生方式には、いくつかの種類があります。
発生方式ごとに特徴や最適な使い方が異なるので、理解して選択することが肝要です。

方式①微細孔方式・多孔質膜方式

 オリフィスなどの微細孔に加圧気体を通過させること
 により、水中にマイクロバブルとして放出させる。

 ナックのFoamest シリーズでは、微細孔方式の仲間
 ともいえる「多孔質膜方式」が採用されています。

Foamest®コラムタイプの場合

方式②旋回流方式

 ポンプを用いて液を高速で圧入し、内部に高速旋回流を
 発生させる。この回転運動による圧力降下を利用し、
 自吸させたガスをせん断力により粉砕させて、
 マイクロバブルを発生させる。

様々な発生方式②

マイクロナノバブル・ナノバブルの発生方式には、いくつかの種類があります。
発生方式ごとに特徴や最適な使い方が異なるので、理解して選択することが肝要です。

方式③ 加圧溶解方式

 気液混合物をポンプで加圧し、ガス成分を液中に過飽和まで 溶解させる。過飽和液を常圧液中にフラッシュさせることで マイクロバブルを発生させる。

方式④ベンチュリー方式

 中心を絞ったノズルに高速で液を通過させ、発生する負圧で
 吸気する。流路断面積変化に伴う急激な圧力変化によって
 気泡が崩壊し、マイクロバブルが生成される。

そのほかにも、キャビテーション方式やエジェクター方式など、様々な発生方式が考案さ
 れ、実用化されています。

Foamestシリーズ

Foamestシリーズでは、気泡発生方式として「モノトラン ® フィルム」を利用した
多孔質膜方式と、その派生型である水流カット方式を採用しています。

泡の特徴まとめ

異なる気泡発生方式で生成された泡は、異なる特徴を持つようになります。
特徴によってできることも様々です。

Foamestシリーズから発生する泡は、
 「 B.nano 」という名前を持っています。

 水圧が高い領域でも、Foamest なら加圧だけで
 気泡生成が可能です。
 B.nanoならつぶれることなく、大深度領域でも
 存在できます。

 このB.nano の特徴が、高い持続性や特異な効果 を引き起こしていると考えられています。